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小山 榮
撮影時の工夫  複数枚撮影して後で選ぶ     「ピント」「シャッター速度」「絞り」の設定を変えて何通りか撮影する。この値は撮影後には変えられない。  木の隙間に太陽光を撮り込む    フルサイズなら50mmより広角、APS-Cサイズのカメラならは36mmより広角側で撮影する。


小山 榮
ISO感度を上げると 光量が少なくても撮れる より早いシャッター速度で撮れる 絞り込んで撮れる 写真が明るくなる PLフィルターを使っていてもシャッタースピードを変えずに撮る


小山 榮
ヒストグラムの見方左端が高い  くらい  露出アンダー右端が高い  白飛び 露出オーバー全体として左側が高い  暗め 露出アンダー全体として右側が高い  明るめ 露出オーバー 両端付近が全くない状態 明るさにメリハリがない


小山 榮
光の向き 順光、逆光、反逆光、斜光、サイド光光の見つけ方と活かし方 反射している光 明暗差のある光 形の面白い光露出補正 明るさを + - 補正無し で3枚ずつ撮影ホワイトバランス 夕刻の風景にしたり電灯下のイメージにしたりと色合いで演出する。 露出補正と組み合わせると表現の幅が広がる。光を生かす道具と工夫 レフ板(被写体に光を反射させる板) ストロボ デイフューザー(半透明の素材を通すことで光を拡散させ柔らか味を出す) バウンス光(間接光ともいい壁などの反射光で被写体を撮る) 映り込み(水面や窓に映った被写体を狙う) 透過光(光を透過するような被写体を逆光や半逆光で撮影する)光の現象 フレア(光が筋状に白く映るので、レンズフードを付けたりカメラの角度を変えて防ぐが景色になることもある) ゴースト(光の玉が映り込む現象) ラインライト(被写体の後ろに強い光があると輪郭が浮かびあがる) キャッチライト(人物や動物の瞳に映り込ませる光。美しく生き生きと写せる)


小山 榮
大胆な露出補正で光の陰影を楽しむ (日が当たっている部分のみをスポットライトのように見せるにはアンダー露出に設定)  1.オートで露出を決める。  2.その後でマニュアルに切り替えて絞りかシャッター速度を変えて撮影。被写体が向いている方向に間をあける。構図を斜めにして撮ると動きが表現できる。逆光 + プラス補正で柔らかな表現になる。逆光を使って新緑や花びらを透かして写す。


小山 榮
前ぼけの撮り方   ・絞りを開けるほど前景はぼける  ・長い焦点距離ほど前景はぼける  ・被写体から前景を離すほどぼける  ・レンズを前景に近づけるほどぼける  ※ 中途半端な前ボケはだめ。前ボケ対象にできるだけレンズを近づけ、被写体からの距離はとる。レンズの開放F値が小さいほど大きくぼける。  F値が小さいレンズほど暗くても良く撮れる。丸ぼけ  ・木漏れ日などの明るく小さな光源がボケると丸い形になる。


カメラ 小山 榮
露出の決め方  露出に迷ったらAEB機能を使う。3回シャッターを切ること。  質感や色を出したいときは暗めの露出に設定。  雲間や樹木から漏れる光線をくっきり撮りたいときはマイナス補正。  夜景はプラス補正。  明るめに撮りたいときは階調補正で白飛びを防ぐ。


小山 榮
気づきの写真術(石井正彦著)より人物の動作やしぐさの中にも構図は見つけられる。 例えば、胡座をかいて腕組みをしている姿なら三角形に近い形にするとドッシリした重みのある写真になる。 スポーツをしている姿を撮るときは、エネルギーが向かう方向にスペースを空けるとより躍動感が出せる。「古池や蛙飛びこむ水の音」を写真で表現しようとすると  水面の波紋が広がっている写真では、波紋の原因がカエルなのか小石なのかわからない。この句を伝えるには蛙が水面に入る寸前    の両手両足を伸ばした姿がふさわしい。この写真なら波紋も飛び込んだときのボチャンという音も想像できる。良い写真というのは、一枚の画像の中に必ず訴えるもの、興味を惹くものを二つ以上持っている。二つ以上の「なるほど」を写しこまなければ良い写真にならない。写真は目で読み、目で聞くものだから。


小山 榮
構図のパターン  ワンポイント   ひとつのものを主題にして撮影する。なるべく被写体は中心を避ける。 1対9   7対3は安定し過ぎで面白みに欠ける。 斜め   山や高原、都会の風景などで奥行きを強調させる。 放射状線   広角レンズに向いている。なるべく手前にポイントを置く。 S字   川の流れや道などを主題にするのに向いている。 縦位置構図    奥行き感が出せる 横位置構図    広がり感が出せる 対角線上   主題と副題を置くとバランスがとりやすい 3分割法   縦と横をそれぞれ3分割して交点のどれかに主要な被写体を配置する 4分割法   3分割法より大胆な構図になる。 水平線は水平に撮るのが基本   水平線をどこに位置づけるかで空と海のどちらを主役にするかが決まる 


小山 榮
レンズとフィルターPLフィルター  水面の光の反射を排除したり、もみじや空の色のコントラストが協調できる。NDフィルター  レンズに入ってくる光量を濃度によって1/2から1/8に減少させることができる。  絞りを開放にして撮影したいときや滝などをスローシャッターで撮影するときに効果がある。ズームレンズ  望遠にすると広角より暗くなりシャッタースピードも遅くなる。手ぶれが生じやすい。




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