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1 2016年12月16日09時57分  投稿者:小山 榮   投稿番号 882234_00
タイトル:しび着せ祭り
旧豊前の3奇祭のひとつとされている隠蓑のしびきせ祭りを見てきました。地名「隠蓑」について冊子を100円で配布していたので入手してきました。それによると「企救郡誌で隠蓑(かくれみの)」謂れについて次のように説明しています。 「この村、名書に見えず。福相寺山(丸ケ口城山とも云う)西北の谷間なり。土俗の伝えに昔平家の大将、安徳天皇を守護し、此の村に忍び給いしに、里人、常人ならざる事を知りて、蓑を敷て隠し奉りしに仍て隠蓑村と云う。今、此の村人の土俗、産土神(うぶすながみ)を祭るに村人集まりて、祭主、或は村役の人等は藁をかぶらせ覆いて蒸すを例(しきたり)とす。天皇を藁にて隠せし余波なりとぞ。しびきせ祭りは、神主と氏子が安徳天皇御陵の前でお祓いをして、「しび着せ祭り」の会場に神主、親に抱かれた安徳天皇と見立てた幼児、祭りに参列した学童の順に入場し、見せ場の「しび着せ」に続きます。今もされているのかどうかは分りませんが、餅を憑いたり、祭り料理をつくったり、お土産として「餅で作った御クツガタ、ハシ、御ヨウシ゜、網代、安徳天皇を模した新米で作った人形の形のムスピ」をお客に持ち帰らせるとか準備も大変だったようです。 祭りは、13時から14時までの一時間程度でアマチュアカメラマン待望の「しび着せ」と「藁遊び」は、最後の30分で行われます。しび着せの写真が撮りやすいように180度回りながら披露してくれます。 観客はほとんどがカメラマンといったところで数十名でした。、今年は雨模様で特別少なかったようです。運良く、しび着せの始まる前まで降っていた雨が児童たちが到着する直前に上がりました。雨が降るとテントの下で行うとのことでした。今回は、雨が上がったので直前に私も協力してテントを移動しました。 驚いたのは、来客全員にお結び2個とお茶がふるまわれたことです。早めに食事を済ませていったので遠慮しましたが、お構いなしに手渡されました。昔のお祭りでは、お土産を持たせたとあったのでその名残りかもしれません。新米のお結びは持ち帰って食べましたが、大変おいしくいただきました。

産土神で宮司がお祓い 暗いのでボケました。
徳天皇御陵前に校区の小学校の児童も到着
女官に抱かれた安徳天皇を藁で隠す仕草
参列者の中の同年齢の子供も参加
校区の小学校の学童により伝統の「祭りの日の藁遊び」を披露
藁遊びが終わって学校に帰る学童。お土産は蜜柑一個ずつ。

コメント 投稿者 小山 榮  投稿日時 2016年12月19日 10時14分
たわわに実った金柑を目指して疾走しているようです。この写真もトップ画像にアップさせていただきました。
コメント 投稿者 織田寧人  投稿日時 2016年12月19日 05時09分
樹齢800年の木は気が付きませんでした。印象に残っていないということは、枯れ木に近かったのではないかと思います。18日に日田彦山線の採銅所近くで金柑を見かけましたので画像を添付します。
   
コメント 投稿者 小山 榮  投稿日時 2016年12月18日 01時16分
織田さんが行かれた時は、樹齢800年以上とされていた写真の左端に写っている木斛は健在だったのでしょうか。今は2代目になっていました。木斛は新芽がきれいです。清末さんのご指摘のように安徳天皇は幼児ではなく8歳でした。これは南区の公開資料によりますが、数え方により違いがでるのかもしれません。ただ、最近は子供たちの成長を願う祭りに変わってきたということで、幼児のしび着せから始まりました。なお、匿まった子が安徳天皇だったとする根拠については、冊子の説明によると「1185年ごろ在所の小関太郎左衛門のもとに異人が来て我等の身命を隠してくれと頼まれた。その異人の持ち物に『各戸薬師如来一体、巻物一軸、御太刀一腰、鏡一面』」があった。それを拠り所にしているようですが、根拠としてはかなり・・・・・と思います。ただ、このような言い伝えを大切にしながら、お祭りが催され続けていくのは織田さんもおっしゃっているように素晴らしいと思います。「スペースワールド閉園」は市の活気を少し削ぐことになるのではと残念に思いますが、新設されるサッカー場が代わりになってくれるのではと期待しています。
コメント 投稿者 清末義和  投稿日時 2016年12月17日 08時01分
「しび着せ祭り」は面白いお祭りですね。新米のお結びまでいただけるとは。安徳天皇は当時(壇ノ浦の合戦)6歳でしたが、天皇役のお子さんが赤ちゃんとは愛嬌ですね。ところで昨夕「スペースワールド閉園」というニュースが入って来ました。北九州市の成人式は1998年より2013年迄ここで行われてきました。ゴンドラの孫も年明け成人式を迎えます。今の会場は小倉競輪場のある「メディアドーム」の様です。
コメント 投稿者 織田寧人  投稿日時 2016年12月17日 05時44分
隠蓑は安徳伝説の地ということで10年以上前にたずねました。このような祭りがあることも知っていました。地域の行事として受け継がれているのは素晴らしいことです。
   


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