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1 2016年09月10日14時02分  投稿者:清末義和   投稿番号 516149_00
タイトル:マテーラ、ベルベロベッロ 2016.8.29
世界遺産(1993、1996)に登録されたマテーラの洞窟住居「サッシ」とベルベロベッロのとんがり屋根住居「トゥルッリ」を訪ねた。マテーラはナポリの東200kmに位置する。さらに東に60kmでペルベロベッロである。ナポリ発  7:15 ツァーバスで出発。マテーラ着 10:45中世、東方からイスラム勢力に追われた人々が石灰岩地層を掘削して住み着いたといわれる。有料の見学サッシに入ってみた。外側は石を積み上げ、屋根も付いるので一見洞窟住居には見えない。中に入って見ると天井や壁は洞窟であると分かる。一階は居間、台所、井戸。地下は物置、家畜小屋となっている。谷を挟んで向かい側に古い洞窟が見える。このような穴だけの洞窟に扉、屋根、壁を付けて道路も整備して今の「サッシ」ができたのであろう。現在は電気・水道・下水道もあり水洗トイレもある。夏暑くなく、冬暖かいそうだが住居としているのは一部で大半は廃屋となっているという。世界遺産に登録されているので観光客が多数訪れ、賑やかな街並みとなっている。マテーラ発 11:45 途中昼食アルベロベッロ着  15:45「トゥルッリ」と呼ばれるとんがり屋根の伝統的な家屋が約1500軒あるという。1700年頃この地を支配していたのはナポリ王国、ナポリ王国はスペインの支配下にあった。スペイン人総督が派遣されており、家屋毎に課税した。領主は課税を逃れるため屋根をすぐ取り壊せるように農民に命じた。それでこのような屋根の家が出来たのだという。20年前までは普通に住んでいたが、世界遺産に登録されて土産物店が増えおしゃれな観光地に変身したという。アルベロベッロ発  16:45 ナポリ着 21:00

洞窟住居というが一見洞窟には見えない。
谷の向こう側に古い洞窟が見える。この洞窟に壁を付け、屋根も付け、玄関も付け、道も造けて今のようになったという。
サッシを見学した。3ユーロだった。正面の扉から入った。中に入ると天井は石灰岩であり、洞窟の中だと分かる。一階は居間兼寝室である。居間の奥は地階で物置である。家畜もここで飼っていたという。更にその奥も地階となっている。
昼食 「オレッキエッテ」という耳型のパスタ に ポークステーキとケーキが付いた。
アルベロベッロの中心街。多くの観光客で賑わっていた。
石灰岩の切石を積み上げて壁とし、漆喰を塗る。屋根は同じく石灰岩を板状に切って円錐状に積み上げていく。屋根は梁で支えているわけではない。よく落ちないものだたつくづく思った。「トゥルッリ」の構造模型を見てなっとく。構造模型はリンク先は「 http://www.asahi-net.or.jp/~KX2Y-KYSE/geocities/ita01.html 」 ご自分の責任で参照ください。 

コメント 投稿者 清末義和  投稿日時 2016年09月12日 08時11分
サッシとトゥルッリは NHK-TV 関口知宏 「イタリア鉄道の旅」で紹介されていました。貧困層が住んでいた住居も電気・水道・下水のインフラが整備されれば立派な住居になれるのですね。添付画像は見学したサッシの一部屋です。
   
コメント 投稿者 小山 榮  投稿日時 2016年09月12日 00時40分
マテーラの洞窟住居「サッシ」とベルベロベッロのとんがり屋根住居「トゥルッリ」 いずれも世界遺産に登録されて脚光を浴びたのでしょうか。ローマ時代の遺跡以外に人の生活そのままが大切に残されているのはすばらしいと思いました。「トゥルッリ」の石を積み上げた作り方はどこか石橋と似たところがあります。どちらもめずらしい風景です。次も楽しみです。


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